最近、AIってよく聞きますよね? それもアニメや映画の中じゃなくて、日常生活の中でAIって言葉が出てきます。「スマホにAIを搭載する」とか、「このアプリ、AI使ってるんだよ」とか、「ChatGPTっていう生成AIがすごいらしい」とか。
でも、AIって言葉を使っているけど、実はAIがなんなのかよくは知らない……。そんな人、けっこういるんじゃないでしょうか? そこで今回は「そもそもAIってなに?」を初心者むけにわかりやすく解説していきます!
そもそもAIってなに?の答えを箇条書きでまとめ!
- AIとは
- 「Artificial Intelligence(人工知能)」の略。
- 人工的に作られた人間のような知能を持ったもの(だいたいはソフトウェア)。
- 今のところ、AIの明確な定義はない。知能とは何か?が明確でないから。
- 認識AI
- 画像や文章l、音声からものや意味を認識するためのAI。
- 例えば、iPhoneのFaceID(顔認識)やSiri(音声認識)など。
- 生成AI
- 画像や文章、音声といったコンテンツを生成するAI。
- 例えば、ChatGPT(文章・会話生成)やCanva(画像生成)など。
AIってなに?
AIは、「Artificial Intelligence(人工知能)」の略です。人工的に作られた人間のような知能をもったもののことです。自然に生まれた知能(自然知能)は含まれません。
ただ、今のところAIに明確・厳密な定義はありません。なぜかというと、「知能とはなにか?」とか「知性とはなにか?」といったことに明確な答えがないからです。なので、専門家や文脈によってちょっとずつAIの定義が違ったりもします。
例えば、ドラえもんのようなロボットもAIの一種です。ただ現代では、AIといえばソフトウェア的なものがメインです。将来に期待ですね!
また、一言でAIといってもいろいろな種類があります。代表的なものには認識AIと生成AIというものがあります。それぞれについても解説しますね!
認識AIってなに?
認識AIは、画像や文章、音声などのデータを分析して、そのデータの内容や意味を認識することのできるAIです。
データから内容や意味を認識する、ってちょっとわかりにくかもですね。例えば「この画像は人の顔の画像だ」「この音声は、『アラームを9時に設定して』という意味だ」といったことを認識する、ということです。
つまり、入力されたデータを知的に分析しているよ、ということですね。
ユーザーの顔を認識・識別するiPhoneの「FaceID」や、音声でスマホを操作する「Siri」が認識AIの一種といえます。
生成AIってなに?
生成AIは、画像や文章、音声といったコンテンツを生成するためのAIです。
多くの生成AIは、どんなものを生成するかをインプットされて、その内容にもとづいてコンテンツを生成します。例えば、「質問文」をインプットにして、その質問にたいする「回答文」を生成する、といった具合です。
つまり、生成AIは認識AIとセットで活用されることも多いってことですね。
生成AIの代表例は、自然な会話ができるチャットサービスであるOpenAIの「ChatGPT」などです。
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