「うちのペット、いま何を考えてるんだろう?」「動物の気持ちがわかるといいな……」。 そう考えたこと、誰でも一度はありますよね? そんな妄想を実現するための第一歩、ネズミの脳波からAIで画像を生成するシステムを東大が開発しました!
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東大が生成AIでネズミの脳波からリアルタイム画像生成に成功
東京大学が、ネズミの脳波(局所場電位)を元に、AIにイラストを描かせるシステムを実装に成功した、と2024年9月7日に発表しました。その時々の脳の状態に応じて、リアルタイムにイラストが描画されるそうです。脳の活動とAIを組み合わせた描画システムは世界初なのだとか。
画像生成AI「Stable Diffusion」を利用
今回のシステムには、画像生成AI「Stable Diffusion」が利用されています。Stable Diffusion は文章から画像を生成するAIで、英 Stability AI がオープンソースで公開している。生成モデルは拡散モデルの一種である潜在拡散モデル。
脳波データはそのままではAIに入力できないため、 Stable Diffusion に入力できる形式に変換しています。
将来的には動物の気分がわかるかも・・・?
脳波のほかに、ネズミの内部状態を一緒にAIに入力できれば、ネズミのその時の気持ちを画像で表現できるかもしれませんね。楽しい時には楽しげな画像になるとか。そうなれば動物の気持ちがわかるってことです。すごいですね!
外部リンク
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z0111_00064.html
https://ja.stability.ai/stable-diffusion
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2409/09/news116.html
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